ニワトリの尻

新しいことはやってみなくちゃわからない。

近況報告って言葉は実はあまり好きじゃない。

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わざわざブログに書くことなのかどうなのか。。

 

 

 

整頓の2週間

 

ここ最近を最も的確な言葉で表すとしたら「整頓」だろうか。

 

頭の中を、色々なものが蠢いて、立ち位置を変えていっている。

 

かといって、全てが整えられたわけではもちろんなく、整えきれないことがあるからこそ「整頓」という言葉を意識してるのだと思う。

 

本当に、おそらく今までの人生の中で最高潮に、カンタンには言葉にできないと感じるようなことが溢れていて、

(それだからこの記事も下書き3枚目だ。笑)

 

うまくまとまらないけど、まとまらないなりにまとめてみた。

 

ということで、要はここ2週間ほどを振り返ります。顧みます。

というのが今回のお話。

 

はじまりは終わりから。〜

 

ーー  もくじ  ーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーー

 

非電化工房の卒業

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これについては初告白ではありませんが、

3月31日に、非電化工房住み込み弟子を卒業しました。

 

それから少し居残りして、4月10日にほんとの旅立ち。

 

 

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旅立ちの言葉に代えて - ニワトリの尻

 

雪がしっかりと降ってたこの日を、

後悔してないといえば嘘になるその別れを、

あの部屋で感じた圧倒的な虚無感を、

 

ぼくは一生忘れないだろう。

 

 

 

あ、誰か平塚駅で青い寝袋と黒のノースフェイス見つけた方、お教えいただけるとありがたい。。。

 

 

4泊5日の横浜帰省旅行

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旅の中の一部という感じで、半年ぐらいぶりの家の扉を開けた。

 

両親と、一年前の自分なら考えてもいなかったようなことを、会話した。。つもりだったけど、親には「あんた変わらないね」と言われたので、まあそんなものなんだろう笑

 

それでも、帰る場所があるというのはしあわせだ〜

 

笑って語り合えたのだから、まったくこの上ない。^ ^

 

 

5日間のうちに、にいはるびじゅつにも行った。

 

森の中のアートスペース にいはるびじゅつ

 

ぼくの小学生時代の、小学校よりも輝きに満ちていた場所だ。笑

 

なにも変わっていなかった〜

 

作業台も、本棚も、駐車場も、

いちご先生も、じぶんひきだしも、こどもたちも、

 

やっぱり変わらない新治の自然を窓越しに見ながら、変わったのはぼくだろうかと思考し、すぐに首を小さく横に振る。

 

ぼくも変わらない。

 

糸ノコに向かって「小黒さん組木」を切り抜いたこと。

ろうけつ染めで鬼太郎の絵を描いたこと。

タコヤキの中にチョコ入れて笑ってたこと。

 

そのときそのときが目の前にあるようで、この空間の味を忘れることはないのだろうと強く心に思った。

 

ぼくにとって、

 

つくるってたのしい。の原点だー

 

 

それとそういえば、、横浜を出る前の夜に、両親とこのブログのことも話した。

 

見せたい文章では全く確実にないけれど、(向こうにとっても決してみたい文章ではないんじゃなかろうか。。)

母親から一言、「あんたはブログのようなのはやらないんじゃないかと思ってた。」

 

その通りだなー。

一年前の自分には考えられない。

 

同時に、

 

ありがたい言葉でもあるなー。

なんだかとても励みになった。

 

 

ブログ続けよう。

 

 

もうちょっと大人になるまで。

 

 

やっぱり帰る場所があるというのはしあわせだ〜

 

 

人生2度目のこの島で

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今年2度目の飛行機で、横浜からおよそ1500km。

 

沖縄は宜野湾市

 

空港に着くなりもわっと熱気が...を想像してたので思ったより肌寒い。。那須から来たのに。。笑

 

到着したその日は、晩ご飯を食べて、NHKを観る。笑

 

ザ・タイトルは「欲望の資本主義」。

 

これはあとで書こう。

 

先に、この日の2日後。

 

 

沖縄ツアーに連れてってもらった。

(普段は修学旅行生等を対象に案内されてたらしいのだけど、この日はたった自分一人のために、、ありがたい。。)

 

がちでゆんたく。略してがちゆん。

株式会社がちゆん

 

とてもおもしろかった。

 

基地のこと。沖縄戦のこと。沖縄のこと。

 

デリケートなことでもあるので、文字にするには少し気を使う。

けど、デリケートなことだからこそ、気を使ってでも取り上げたいと思う。

 

 

行ったとこを順番に並べてこ〜

もし知らなかったやおもしろそうな場所があったらぜひ行ってみてくださいー!

 

 

・コザ(沖縄市)の街並みを歩く。

かつてアメリカ軍が「キャンプ・コザ」と呼んで栄えた街。

昼間はシャッターの閉まっているところも多いが、クラブやタトゥショップや飲食店などが建ち並び、独特な雰囲気。

 

今回は行けなかったが、戦後の沖縄市の資料館として、こんな場所もあるみたい。

沖縄市戦後資料デジタルアーカイブ Webヒストリート

 

 

イオンモール沖縄ライカム 駐車場(外)の石碑

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戦前、北中城村旧字比嘉地区の集落としてあったところを米軍に接収され、それを返還されてイオン(や病院など)になったのだというようなことが書いてある。

石碑と書いてあるが、全然石製じゃない。笑

 

 

・道の駅かでな

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面積の88%が基地用地という、嘉手納町

甘藷(さつまいも)伝来の地でもあり、道の駅の前にデシベルと気温を計測できるいもっちがいる。このときは壊れてた。笑

コザとは、ちょうど嘉手納基地を挟んで正反対側に位置し、街の雰囲気はもっと静か。(雰囲気は。航空機はたしかに爆音。)

 

道の駅から道路を渡って、少しだけ基地のフェンスの中に入れるところもある。安保の見える丘と呼ばれてるらしいのだが、実際は木が茂ってほとんど何も見えない。

道の駅の展望台に登れば基地も見えます。

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ジャンボチーズバーガー買って次へ。

 

宜野湾市立博物館

宜野湾市の歴史がメイン。

今はもうないけど、首里から琉球国王が参詣するために松並木があったんだとか、鉄道が敷かれていて駅があったんだとか、ほかにも宜野湾市からみた沖縄戦史の展示等。

ちなみに宜野湾市の(普天間)基地用地は面積の33%

 

・嘉数高台公園

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沖縄戦において、南部の食い止めに米軍と激戦を繰り広げた嘉数の戦い。

弾痕塀、陣地壕、トーチカ、京都の塔、沖縄戦の歴史を物語るそれらが、生々しく残っている。

 

公園内の展望台からは、普天間基地が見える。

よく目にする基地の映像や写真は、ここから撮られてることが多いのだとか。

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オスプレイが並ぶ。

周辺を住宅が密集する「世界一危険な基地」。

 

・上大謝名さくら公園

ツアーの最後は基地のすぐ側の公園。

フェンスを挟んで中にも外にも古くからのお墓があって、中のお墓の方だけは、米軍側に許可をもらわなければお墓参りもできないのだという。。

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公園の場所自体は、滑走路の延長上にあり、フェンス越しに誘導灯が並んでいるのが見える。

 

🎏🎏

 

軽かったなぁ。

 

公園のこいのぼりが、風で尾びれを揺らしているのを遠目で見ながら、ぼくはそう思う。

 

考えなきゃいけない。知らなきゃいけない。

そう何度も口から出してたこの言葉に、この青空ほどの重さと責任があったろうか

 

少なくとも、3年前の辺野古の海に立っていた自分と比較できない比較をするなら、ぼくは大人になっていると自覚をしている。

 

だから。責任を持って生きることを、まずここ沖縄からはじめよう。

 

 

「考えなきゃいけない」と思うことに、そこに意味はないように思う。

考えなきゃいけないのだ。

 

そして、考えるためには、(もう一度言うけど)「考えなきゃいけない」と思うことではいけない、と思う。

話さなきゃいけないのだ。

 

「話すことで考える」のだから。

 

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基地について、

 

このブログで述べられることはなんだろうと考えた。

 

ぼくが感じていることをありのまま書くことは、今回のブログに限っては、今この場では、もっと慎重にならなければならないように思う。

 

ということで、書き直しに書き直しを加え、ひとつしっくりきたこと

 

 

基地に対する自分の意見を、このデジタル(D)の上で発するのはやめよう。

 

 

何を言っても、「正しい」の論理になってしまうから。

 

 

「正しい」ことを顔の見えない相手に対して言うのは、一方的な押しつけになってしまうような気がする。

 

自分と、仲間と、色んな人と、ちゃんと顔を向き合わせたときに、そのときに言葉を使い、大事に考えを深めていこう。

 

 

基地について、は、また書こう。

 

もう少し踏み込んで、一つ一つを丁寧に、ぼくなりの解決策を講じたい。

 

 

 

旅立ちの言葉に代えて

卒業から早10日。

 

色々様々思うところはあるのだけれど、今回は、「来年の弟子へ」というのが主題。

 

今はとりあえず次に繋げることが大事かな〜と。

 

 

 

本当のことを言うと、ぼくから伝えることは何もないのかもしれない。とも思う。

 

だから場合によっては、今の君ら(偉そう)には、必要のない言葉もあるかと思う。

まあそこは適当に選択して、感じとってほしい。

 

ぼく自身は、「来年の弟子へ」向けて書いてはいるけど、いわばこれはつぶやきであり、うんつまりブログである。

 

 

 

それではもくじ。

 

 

 

忙しきスローライフ

いきなりはじめに書くことでもないような気はするけれど一番に浮かんでしまった。笑

 

ここでは、

 

非電化工房=忙しい

 

という方程式が成り立つ。

 

畑と田んぼが並行してはじまり、種を蒔き、苗を育て、水をあげ、草刈に追われ、正雄に追われ、新しい工具に触れ、のこぎりを挽き、ワークショップが開かれ、手仕事マルシェが開かれ、ワークショップが開かれ、見学会が開かれ、ワークショップが開かれ、玉ねぎの数に泣かされ、オジャパメン、新しい作業着を買い替え、新しい長靴を買い替え、新しいメモ帳を買い替え、設計図に苦しみ、枯れたコスモスを刈り、薪を運んで、焚き火をし、コーヒーを淹れて、本を読んで、誕生日を祝われ、韓国に行き、雪を掻き、小屋を建て、浄化槽をつくり、ブログをはじめ、、、

 

まあ、、つらつらと忙しいこと挙げてってみたけどこうして思い返すとたのしそうだな

 

うん実際愉しかったのだ。笑

 

 

ここでは、

 

非電化工房=忙しい=仕合わせ

 

こんな方程式も成り立ってる。

 

 

信抱

あんまり忙しいと、心を亡くすこともあるかもしれない。

 

だからそういった意味で、あらかじめある種の覚悟を持っていると、強い。

 

ぼくは弱かった。

 

非電化工房に来た理由は、

色々な選択肢をみた上で、先生を信じて、、、

というと聞こえはいいが、(ずっとそんな説明で通してきた)

実際には、高校からのモラトリアムの延長で、少しねじれた性格の人間で、弟子というワードに惹かれただけで、

だから、信じて、、、なんてのは嘘で、依存そのものでしかなかったと、思う。

 

唯一幸いなことには、ぼくの進んだ先が先生の下であったということだろう。

(今は、それはつまり運命であったのだと、感じている。)

 

そんなこんななものだから、ぼくは、覚悟とは呼べないような薄っぺらいものでしか、自分を守れなかった。

 

心の中で泣いたことも、ある。

 

遅めの青春だ。笑

 

そんなのも含めて、成長であったと感じているけれど、

言いたいことを言うと、

 

非電化工房の修行には、我慢でもなく、忍耐でもなく、シンボウが必要であるということを思う。

 

 

辛いことを辛いと思って抱えるのではなく、

先生を、自分を、信じて受け止めてくこと。

 

 

あくまで非電化工房限定版だけど。

 

修行って修業じゃない

ここで本当に学ぶのは、技術ではない。

 

技術の学び方を学ぶ。

 

一年間という期間は短いようで長いようで短い。

必然と、学べることは限られてくる。

 

先生の持っている能力にも限界がある。(かなり広いけど...)

 

それは仕方のないことだけれど、それでも、一年経ったら君ら(再び偉そう)は自立をする。(しなければならない。)

 

だから、大切なのは、学んだ技術の活かし方であり、新しい技術の学び方を学ぶことだと思う。

 

 

 

まあでも。。

 

ここまで書いておいて申し訳ないのだけど、この意味を知るのは半年くらい経ってからでもいいのかもしれない。。

 

とにかくまずは目の前のことに集中して励むことに、実感を積み重ねていくことの方に、なによりも価値があるのだと思う。

 

ハングリーであれ、愚直であれ。

これは、一年前の自分への言葉でもある。

 

とにかく質問をしなさいということ。

 

師匠という存在は、何を質問されても完璧に答えられるから師匠であり、

つまりは弟子が質問をすることではじめて学びが生まれる。

 

さらには、師匠という存在は、その質問に対して自分の持っている回答の全ては話してはくれない(らしい。)

 

その次の質問を待っているからでもある。

 

そこの、次の質問が大事で、常にその気構えでいると、学びがより発展的なものになってゆくと思う。

 

 

若いうちは、目の前の食事に対して遠慮し過ぎてはいけないのだと思う。

 

 

非電化工房に来て一番かわったこと

は?と以前問われたときに、もちろんそのときに出てきた言葉は間違っていなかったけれど、

(家建てれるようになったり)技術が身についたことでしょ?と周りから言われるのも、それもその通りではあるけれど、

 

つまりは「愉しく生きている」(と感じている)ことだと思う。

 

人に話すこと、新しい技術を身につけていくこと、自然の中で暮らすこと、、

 

すべてが、生きていることが愉しい。という感情に行き着く。

 

そんな本来あたりまえに持っているはずの感情を、それをあたりまえなのだと気づき直すことができた。

 

それだけといえばそれだけ。

 

非電化工房に来て一番「わかった」ことだ。

 

 

 

おわりに

 

非電化工房に来て一番よかったこと

 

先生の弟子になったことだと思う。

 

君ら(再びの再び偉そう)は、これからそれを、身体と心をもって感覚する。

 

本を読んでもわからない、講義を聴いただけではわからない、そんな部分に対して、一年間誰よりも先生の側にいて、尽くす。

 

4人の顔を思い浮かべながら、羨ましいとか期待してるとか頑張れとか、そういうのは入学当初のぼく自身があまり言われたくなかった言葉でもあるので、言わない。

 

ただ一つ、ぼくから言葉をおくれるとすれば、

 

 

入学おめでとう

 

 

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次の記事へ。

近況報告って言葉は実はあまり好きじゃない。 - ニワトリの尻

ぼくは明日、希望に満ちて卒業する。

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小屋造り。

 

 

早いもので、ワークショップが終わって3週間が経った。

 

カフェが始まり、カベが終わり、 - ニワトリの尻

 

先週まで(ワークショップから2週間)をバーッとおさらう。

 

 

 

 

まずは屋根貼り。

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壁の構造と同じで、柱をベニヤ板でサンドイッチ。

中にはスタイロフォームとよばれる(発泡スチロールのようなもの)断熱材を入れてる。

壁のときと違うのは、上に引っ張りあげなきゃいけないこと。

重たいので、ある程度組み立てておいたら、あとは屋根に登って完成させる。

 

 

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雨漏りを防ぐのに、防水シートを貼る。

屋根パネルの木材が腐らないためにも、雨に降られる前に早めに貼ってしまおう。

シートを留めるのは、タッカーとよばれる大きいバージョンのホッチキス。

当然だけど、水が入り込まないように下から上に、重ねしろを充分にして被せていく。

 

 

 

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塗装作業。

 

刷毛とローラーを使って、とにかくまずは白くする。

ペンキを塗ることで、防虫・防腐効果を得られる。

白色にするのは、下地として。はじめは明るい色から、何度も塗りを重ねてムラをなくし、色に深みを出す。

 

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非電化工房って書いたり、してはいけない。垂れた跡が残るし、ムラの原因になる。良い子のみなさんはやめましょう。

 

 

塗り塗り終了!!!

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、、、と、まあ今回はここまで。

 

このあと(先週から)、新たな一大プロジェクトが始動中。

 

「購入すると数百万円...」

「縦2.3m×横3.8m×深さ2.7mの...」

「144杯分のコンクリートを...」

 

こちらはまたの機会に、次の記事にまとめるとして、、、乞うご期待!

 

 

 

ちなみに、ぼくは明日、卒業する。

 

水場は完成しなかった。笑

 

ので、少し居残りする。

 

ただし卒業式は明日、やる。

 

そして、あと2週間ぐらい、ぼくはここを出ていく。

 

羽ばたく、どころかまだ羽も生えてないので、まずは立ちあがろうともがく。

 

小学校の卒業式、中学校の卒業式、高校の卒業式。

羽ばたきます!とか旅立ちます!とかなんとか言ってたけど、ぼくはどこに羽ばたいて何の旅に立ったのだろうか。

 

何も考えずに軽々と言っていい言葉のようにはぼくには感じられない。

 

卒業を言い換えるための別の言葉だとするのなら、もうそれはそれでいいけれど、

少なくとも今のぼくの感じている「旅立ち」とは、意味の違った言葉だと、思っている。

 

 

西暦2000年に、先生が感じたことに思いを馳せながら、自分の役割について考える。

 

 

 

僕たちは世界を変えることができない

 

 

 

でも

 

僕たちは世界をつくっている

 

一人として、一社会として、一世界として、

それぞれの役割を持ち、生きている。

 

 

その役割がなんなのか、はっきりと確信が持てるくらいに気づくのは、まだ先かもしれない。

 

その、先へと続く道に、先生には導いてもらった。

教えられたわけでも、与えられたわけでも、少し違うと思っている。

 

 

 

ぼくは明日、卒業する。

 

卒業式での先生の言葉に期待しながら、

でもきっと、いつも言ってることと変わらないのだろうとも思う。

そうであってほしいとも、少し思う。

 

 

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ぼくは明日、希望に満ちて卒業する。

 

 

 

 

 

旅立ちの言葉に代えて - ニワトリの尻

カフェが始まり、カベが終わり、

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春の訪れとともに、非電化カフェがOPEN

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かふぇの中。

 

ストローベイルハウス、と呼ばれ、藁の塊(これがストローベイル)を積み上げてつくられている。

 

ちなみにこんなのもある。

日本ストローベイルハウス研究会 - http://www.sakichi-k.jp/japan_strawbale.html

 

壁は、ストローベイルに土と漆喰が塗られ、厚さ約60cm。

天井と床下にも、それぞれ約10cmと約60cmの籾殻断熱。

屋根には遮光性の高い杉皮が葺かれ、そのてっぺんには風力換気扇。

(夏は北側の換気孔から涼しい空気を取り入れ、上昇気流と遠心作用によって暖かい空気を外に出す。)

 

至るところに、夏涼しく冬暖かい(そして非電化の、)工夫が施された、それでいてオシャレな、カフェ。

 

 

ちなみにこのカフェ。

モデルとなったのは、世界一貧しいともいわれるアフリカ、ジンバブエの家。

 

世界一貧しい国の家が、オシャレで、ステキで、ヒデンカで、というのはおもしろい話で、

だから、田んぼで刈った稲藁を、敷地内の土を、タダ同然の自然素材をなるべく利用して、つくられている。

 

建物だけじゃなく。

 

照明は、太陽の光とランプの灯り。

手作りのテーブルと椅子。

太陽光パネル一枚で動く、熱電素子を利用したソーラー冷蔵庫。

煎り上手で焙煎してサイフォンで淹れた、オーガニックなコーヒー。

 

f:id:shimojimoma:20190319164627j:imagehttp://www.invention.co.jp

 

他にも様々非電化なこだわりがたくさん。

 

 

 

ただ、ただ、残念なことに。。

 

とにかくお客さんが少ない!!!

 

(永遠のライバル、ショウゼウカフェ!)

 

立地的に、、というのもあるけれど、もう少し多くの人に認知していただければと思います。。

 

(もうショウゼウカフェの帰りでもなんでもいいから寄ってほしい。。)

 

ということで、毎週土日(月曜祝日の場合は、その日も)10時から17時まで、お待ちしてます〜〜〜笑

 

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看板ヤギのペーター。こいつはいいヤツ。

 

 

さてさて、そろそろ、本題?へ

 

3月9日、10日に開かれた、水場造りのワークショップ

 

先に言うと、

 

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これが、

 


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これになった!!!ジャジャーン

 

2日間でここまでできると、達成感ハンパない。笑

 

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1枚目(これはワークショップ前日に、見本として立てておいたもの)


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2枚目


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5、、、?


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7!

 

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さらに、桁、母屋、棟木と呼ばれる屋根を支える部材を乗せ、

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(図でみると)

 

ここで、これまでの作業の無事と感謝の意を込めて、上棟式を開催。

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まいたのは、(餅ではなく)博多の女、りんご乙女、韓国海苔、マシュマロ笑

 

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屋根パネルも、2枚だけ乗せてみる。

 

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2!

 

ワークショップの残りは、ぼくたち弟子がこれまでにやってきたことと、ぼくたち弟子がこれからやらねばいけない...ことの説明、勉強。

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まさしく、“基礎” 講座。

作業の流れとその中で感じたことを共有してく。

 

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こちらは水道配管工事の実習。

パイプカッターという工具で水道管を切断しているところ。

 

 

今回のワークショップの資料。全42ページにわたる、先生の不眠の賜物。。。

 

 

 

2日間のワークショップ、最初に言ったようにとても達成感による喜びが大きいもので、ぼくも、先生も、(たぶん)参加者も、満足度が高かった。

 

ぼくの気持ちとしては、一年間様々なおもしろいワークショップをやってきたけど、

 

(ストローベイルハウス、コンテナハウス、井戸掘り、ソーラー冷蔵庫、エジプト式冷蔵庫、機織機、ポータブルバイオトイレ、ソーラーフードドライヤー)

 

まさに集大成のような、感慨深いものだった。

 

また、ずっと「〜を作って持って帰るワークショップ」がその前に連続していたのもあるから、(持ち帰れるものはないけど)みんなでつくった、という感覚が強かった。

ワークショップの大事な要素の一つだと感じる。

 

やっぱり家をつくるワークショップはやりたい。

 

ワークショップを終え、この3ヶ月ぐらいを見返して、そしてこの先

 

正直に告白しよう。

ぼくは最初、今年の水場造り、そんなに意欲的でなかった。

もっと他に、非電化工房の弟子としてであるうちにやりたいことがあると想像し、実、それはたくさんあった。今でもある。

 

でも、ぼくが想像していた以上に、この(もう少しで)3ヶ月は、修行だった。

 

要する技術の習得と、体力的な過酷さと、そしてそれ以上に本当の意味での仲間力が鍛えられた。

 

それは、イコールで愉しかった。

 

そんなことを感じた、まさにそのタイミングで

先生は何気なく、「やっぱり水場造りをやると決断して、よかったんじゃない?」と言った。

 

今でもやりたいことはたくさんある。

でも、今のぼくにとってのやりたいことというのは、「未練」ではなくなった。

 

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馬頭農村塾

 

こんな記事を書いた。

自立 - ニワトリの尻

 

前から書こうと思っていたこともありながら、一つのきっかけがあった。

 

それは3日前、ここでのこと。

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バトウノウソンジュク と読む。

 

栃木県那須郡那珂川町(旧馬頭村)にある。

 

目的;

大自然に囲まれた里山環境のもと、労働(農林作業)を通して「いのちのいとなみ」を体験し、直接土に触れ、食べ物を自ら汗して生産することを通して、青少年に「生きる」喜びと自らの生き方を模索する場、「いのちをはぐくむ」場を提供し、又この場を確保する為に、都市・農村交流を行う中で山林農地の活用を達成し、ひいては地域の活性化にも貢献すること。

馬頭農村塾資料より引用

 

全部で9町歩もある敷地に、山があり、田んぼがあり、畑があり、池があり

(元々、産廃埋立予定地だった場所を買い取って、設立したという。)

 

学生向けの体験学習や合宿、周辺地域との交流・イベント、国際的な活動なども含めて、様々なことをしている。

 

まあ詳しいことは是非直接伺ってみていただきたい。

 

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ぼくはここに来るのは二度目で、特別何をしたでもなく。(お手伝いもできてない。ごめんなさい。)

 

それでもこうして記事に起こしているのは、泊まった夜に感じたことが自分でもとても大事にしたいと思ったから。

 

夢を見、夢を語り、夢を形として捉える

 

そんな流れのある一日だった。

 

夢というほど大層なものではないが、考え方としては、

例えば、炭焼き。

 

炭にする木を選んで伐り、窯の前でみんなで変わりばんこに火の番をする。

お酒をたしなみながら、ゆんたくしながら、幾晩も火を焚き続ける。

想像するだけでこれは絶対にたのしい。

 

炭といっても、黒炭、白炭、備長炭、活性炭、竹炭、用途に応じて木(原料)の種類、温度、時間を変えてつくる。

非常に奥が深くて、出来上がった炭も色々な使い方ができるからとてもいい。

 

例えば、小水力発電

 

使える土地に水の流れ(川)があれば、それを利用して電気を賄える。

当然環境負荷にはならないし、構造も割とシンプル。

発電方法としては、何よりも素晴らしい。と思う。

 

例えば、田んぼ。

 

これは、去年の(米ではなく)田んぼを一からつくったという経験が生かされてのもの。

僕的に、畑以上に惹かれるのは、泥々になれることと、育てるのが主食だということ。

既にやってる人はいるけど、田んぼづくりワークショップは本当にやりたいという気持ちがある。

 

連ねれば、他にも他にも

 

きっと、ぼくはずっとこんなことを考えたかったんだ。

 

あまり深く考え過ぎないように、と思うほどにの自分の自分への無駄な気遣い。

そのせいで、何をどこまで考えればいいのか、何から考え始めたらいいのかもわからなくなって。

 

そんな高校生みたいな悩みごとが、小学生みたいな夢を持つだけで解消されてく。

 

なにより

 

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その日の夜に飲んだお酒は、人生一おいしかった。

 

 

 

つけたす

 

今年のゴールデンウィーク那珂川町で花の風まつりというのが開かれ、農村塾としても参加するみたい。

ツリークライミングや、野外音楽会、など計画されててたのしそう。

 

お近くの方はぜひ。

 

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馬頭農村塾、塾長の野崎さん。

数年前までは、アジア学院で校長として務められていた。

https://ohtawara.mypl.net/mp/nasu_wagamati/?sid=7964

 

自立

この一年で学んできたのは、何より「人として生きる」こと。

 

その答えはきっとそれぞれで、ついでに言えば変化してゆくのかもしれない。

 

それでも今なりの僕なりの答えを出すとしたら、「自分をつくる」こと。

 

食べ物をつくる、家をつくる、エネルギーをつくる、、モノをつくる、仕事をつくる、社会をつくる、暮らしをつくる、未来をつくる、、、

 

自分の世界を自分でつくっていく。

 

ことの大事さと、ことの愉しさ

 

それがつまり、「自立」というチカラなのだと

 

自立力とは、自給力と、自活力と、仲間力。

 

この3つ。

トクベツなキャベツ

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今日はブログデー。

 

日本ぶろぐ協会によって制定さ...嘘

 

ブログ更新が滞り、再開するきっかけを失いそうになったので、今日はブログの日と決めることにした。自分の中で

 

一日中ブログを想い、書けそうなネタを拾っておく。

(もちろん、無理矢理ブログのこと考えるけど、無理矢理ネタは考えないように)

 

特別なできごとはなくても、たまにこうやってしてあげるのも悪くないと思う。

 

いや、毎日が特別だから、そんなことも考えなくていいけど。

 

 

午前中は薪作り

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せっかくだから写真多めで。

 

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廃材を安くもらってきて薪にする。元々乾燥してるのですぐ燃料に使える。

にしてもそのまま雪被ってるのはあんまりよくない気もする...

 

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チェーンソーで切って、斧で割っていく。

ちなみに、斧で割るときに目測を誤って失敗すると、この写真のように柄の部分が欠けてしまう。うーんとつまり練習の証。

 

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チェーンソーの目立て。

これが難しい。ここの修行の中で、未だにきちんと体得できていないことの一つ。

 

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これも卒業までにやらねば。一日一振り、割れるだろうか。

 

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お昼過ぎ。切った薪を軽トラックで運ぶ。

 

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こんちは。

よく見たらめっちゃかわいい顔(?)してる。

 

 

薪割りは好きだ。たのしい。

自動薪割り機あっても使いたくないくらい

 

変な力入れたら割れないし、節があったら割れにくいし、腰入れてないと痛めるし、とても正直。

パカーンと割れた気持ちよさとか、誰でもできるから味わってほしい。

 

対して

チェーンソーはあんまり好きじゃない。

切っててたのしくないし、うるさいし、目立てできないし(これはちゃんとできるようになりたい、なるからいいとして)、オイルこぼすし(これは別の問題。)

 

木の繊維を無視して断ち切っちゃうわけだから自然の摂理に反している、、

とブツブツ言いながら(頭の中で)半日切り続ける。

 

そしたら、人間(ぼくだけだろうか?)とは不思議なもので、目の前のことに“集中”してると何事もたのしくなってくる笑

 

ぼくという人間(ぼくだけだろうか?)は単純なやつだなぁと思いながらも、そう感じることができるのって案外貴重なのかもとも思う。

 

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大分(オオイタじゃなくてダイブ)暖かくなり、最近は本当に春を感じる。

 

それはイコール冬の終わりを意味し、弟子生活の終わりをも意味し

 

薪を使う量は減ってゆき、想えば薪作りを始めてやったのは入学前の体験の時からだったな〜と懐かしむ。

 

学校みたいに、卒業まであと◯日!カウントダウン!みたいな感情はまったく湧いてこないけど、やっぱりしみじみとしてしまう。

 

 

、、まあ、実際のところしみじみとしてる暇なんてない。

 

午後はパネル作り

来週末は早くも今年2回目のワークショップ。

WShttp://www.hidenka.net/seminar/ws2019/ws2.htm

 

弟子は現在その準備中。

板や柱となる部材をカット、ビスで組み立てていく

 

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インパクトドライバー。DIYの必需品。ネジ(コーススレッド)を打つための工具。

 

今年入ってからずっとやってきている水場造り。

ワークショップでは、その一部の作業を体験していただくとともに、今までやってきたこと、これからやっていくことも、座学で勉強できる。

 

こちらからこれまでの流れをご覧いただけます

水場造り カテゴリーの記事一覧 - ニワトリの尻

 

このブログでは、まだ布基礎やアンカーボルトの話などはできてなくて、現在の状況には追いつけていないのですが、、

 

とりあえず現場はこのように

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壁となるパネルがこの上に乗るようになっている。

 

ちなみに、非電化工房のワークショップに、この僕、しもじまたくみが弟子としているのは来週のが最後。3月31日に卒業します〜!

実質的にはまた来ることはあると思いますが、

 

会いたい人はぜひ。

 

 

夜はアースデイ作り

アースデイとは、地球の日

 

アースデイ那須は2010年から、先生の呼びかけで始まり、今年は第10回目。

 

環境問題に関心を持ってもらうのが一番の目的ですが、まずはたのしめること。

 

そんなことで、第一回アースデイ那須実行委員会。

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うーんもっと色んな人に盛り上がってもらいたいし知ってもらいたいなぁ〜と思うのでリンク載せておきます。

EarthDay Nasu 2019 / アースデイ那須2018 – ゆるやかにおおらかにつながろう。 – 「ゆるやかにおおらかにつながろう」を合い言葉に、地域のみんなで作り上げるアースデイ那須健康のこと、食事のこと、農業や環境にいたるまで、幅広い視野での診療をhttps://earthday-nasu.org/

 

実行委員も募集中。

 

 

夜中はブログ作り

正しいことではなく愉しいことから、といつも先生が言うように。

 

ブログとか人に伝えるとは、

自分の考えを、というよりも、自分がやってることを、発信することが大事ではあると思っている。

 

こう考えているからこそこの行動をとっているという方が伝わる。

なにより説得力があるし、読んでても(聞いてても)おもしろい。

のだと思う。

 

そんな感じで、今日一日をクローズアップし、ブログデーと制定してみた。

あんまり続かないかなとは思うけど、

とりあえずブログスランプレコードは11日で止まった。よかったよかった。

 

もう2時になるから寝ます。

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